「水生生物多様性シンポジウム2015-外来水生生物の完全駆除をめざして-」のご案内

 奄美大島5市町村で組織する「奄美大島自然保護協議会」による外来種捕獲大作戦 & 水生生物観察会が、半田川(龍郷町)と住用川(奄美市)の2河川で行われた後、10月18日(日)午後は、締め括りとして「水生生物多様性シンポジウム2015-外来水生生物の完全駆除をめざして-」が開催されます。
 このシンポジウムは、奄美大島の希少水生生物に関する基調講演の後、島外から専門家を招聘して、日本における外来水生生物駆除の現状、奄美大島における移入淡水カメの生息実態、奄美大島の外来水生生物の分布調査報告が行われます。
 その後の討論では、奄美市の住用川・役勝川における外来水生生物(コイ、スッポン等)の繁殖実態をふまえて、完全駆除をめざすためには具体的にどのような取り組みが必要なのか、地域住民を交えて議論を行います。

開催日時:平成27年10月18日(日)13:00〜15:00
開催場所:黒潮の森マングローブパーク研修室(奄美市住用町)
参加費用:無  料
備  考:事前申込み不要 
問合わせ:0997-56-3355

プログラム

・基調講演 米沢俊彦(奄美リュウキュウアユ保全研究会)「知って守ろう!奄美の希少水生生物」
・事例報告 谷口真理(神戸市立須磨海浜水族園)「日本における移入淡水カメ防除の現状」
      三根佳奈子(神戸市立須磨海浜水族園)「奄美の移入淡水カメの食性と繁殖状況」       
      興 克樹(奄美海洋生物研究会)「奄美の外来水生生物~分布調査中間報告〜」
・パネルディスカッション「外来水生生物の完全駆除をめざして!」
 コーディネーター・興 克樹
 パネリスト・米沢俊彦(奄美リュウキュウアユ保全研究会)
       谷口真理(神戸市立須磨海浜水族園)
       三根佳奈子(神戸市立須磨海浜水族園)
       岩本千鶴(環境省奄美自然保護官事務所)
       田中義人(奄美市住用総合支所市民福祉課長)