小湊フワガネク遺跡2012

小湊フワガネク遺跡2012

 奄美市名瀬の小湊集落に所在する小湊フワガネク遺跡は、平成9年度に発掘調査が行われ、6~8世紀頃の南西諸島でも貴重な貝器生産遺跡として、平成22年度に国指定史跡となりました。
 奄美市教育委員会では、文化庁「埋蔵文化財史跡等総合活用支援推進事業」の国庫補助事業として「小湊フワガネク遺跡を学び地域活性化に活用する事業」を、平成23年度から平成25年度まで3年間実施してきました。その事業の一環として、3冊の啓発普及用の冊子を発行しました。
 平成23年度刊行の『国指定史跡小湊フワガネク遺跡(解説資料)』は、小湊フワガネク遺跡の発掘調査結果をカラー写真で紹介、遺跡の概要とその学術的意義をわかりやすくまとめたものです。「ヤコウガイ小事典」と題する読み物もあり、小湊フワガネク遺跡から広がる壮大な歴史ロマンを感じていただければ幸いです。ぜひご一読ください。

国指定史跡小湊フワガネク遺跡 解説資料 2012年

2015-9タイトル:国指定史跡小湊フワガネク遺跡 解説資料(PDF:27.7MB)

【目次】
1 小湊フワガネク遺跡の概要
2 小湊フワガネク遺跡の発掘調査
3 小湊フワガネク遺跡の取り組みの歩み
4 小湊フワガネク遺跡の学術的意義
5 ヤコウガイ小事典

編集・発行:奄美市教育委員会
発行年月日:2012年3月31日