奄美市シマ遺産ガイドブック『ふるふる奄美』発刊!

 奄美遺産活用実行委員会では、平成27年度「奄美遺産総合的活用事業」として、奄美市シマ遺産ガイドブック『』を刊行しました。
 『ふるふる奄美』というタイトルは、たくさんの魅力にあふれる奄美市という意味を表現しています。笠利地区を「さえぎる山がないため、地上のサトウキビ畑まで星が「降る」シマ」、名瀬地区を「人を惹きつける繁華街があり、集まる人の分だけ唄が「あふれる」シマ」、住用地区を「リュウキュウアユが泳ぐ川と豊かな森を潤す恵みの雨が「降る」シマ」とイメージして、たくさんという意味の英語の「full」にかけてみたものです。
 市町村合併10周年を迎えた奄美市において、笠利地区・名瀬地区・住用地区の全集落の文化財・文化遺産をはじめて網羅したガイドブックです。このガイドブックは、小中学校で郷土学習を行う際、校区を理解するための文化財・文化遺産が、どこにどのようなものがあるのか調べる時に、また奄美観光でたずねる場所を調べる時等に利用できるものとしてまとめました。
 各集落の文化財・文化遺産は、奄美遺産活用実行委員会が分布調査を終えているものに限られていて、未掲載のものが多数あります。今後、増補改訂を図れるよう、さらに分布調査や資料調査を進めてまいります。

[PDF版はこちら] 
ふるふる奄美①
ふるふる奄美②
ふるふる奄美③
ふるふる奄美④

 平成27年度文化庁補助事業「文化遺産を活かした地域活性化事業」を活用して作成しましたので、非売品となります。発行部数が限られていて、学校関係、観光業界を中心に配布をして、残部はありません。申しわけありませんが、上記のPDF版をご利用くださいますようよろしくお願いいたします。