平成27年8月29日(土)、30日(日) の両日、宇検村教育委員会主催のシンポジウム・遺跡見学会「KURAKIZAKI2015-倉木崎海底遺跡の魅力をさぐるー」が開催されます。
遺跡見学会については、定員が30名に限られていますので、申込が必要となりますから、ご注意ください。詳細は、こちら(スケジュール・遺跡見学会参加申込書等)をご覧ください。
奄美の歴史に興味がある方は、ご参加されてみてはいかがですか。
【問い合わせ先】 宇検村教育委員会 0997-67-2261
以下、チラシより概要を引用、紹介しておきます。
倉木崎海底遺跡は、鹿児島県奄美大島宇検村の焼内湾口の枝手久島北側海峡に位置する水中遺跡です。1995年から4年間にわたって青山学院大学の協力を得て宇検村教育委員会が調査を実施しました。その結果、水深1~4mの海底に多数の中国陶磁器片が散乱していることが判明し、12世紀後半から13世紀前半の中国南宋時代の陶磁器約2300点を確認することができました。
遺物は、中世交易船の積荷との関連性を示し、積荷の投棄や船が座礁した可能性があると考えられています。今回は多くの方々に倉木崎海底遺跡の重要性を知ってもらうため、倉木崎海底遺跡のこれからの保存と活用を考えるシンポジウムと遺跡見学会を開催します。
シンポジウム(平成27年8月29日(土)13:00~17:00)
「倉木崎海底遺跡の魅力を紐解く」
会 場 宇検村生涯学習センター元気の出る館大ホール
入 場 無 料
日 時 平成27年8月29日(土) 13:00~17:00
シンポジスト 中山 清美(奄美群島文化財保護対策連絡協議会長)
手塚 直樹(青山学院大学教授)
赤司 善彦(福岡県文化財保護課長)
木村 淳(東海大学海洋学部特任講師)
佐々木 蘭貞(九州国立博物館アソシエイトフェロー)
禰宜田 佳男(文化庁文化財部記念物課主任調査官)
東 和幸(鹿児島県教育庁文化財課)
スケジュール 13:00 ~ 13:10 開会式
13:10 ~ 13:40 講演1 倉木崎海底遺跡の発見と奄美の歴史
(中山清美・手塚直樹)
13:40 ~ 14:10 講演2 平成26年度倉木崎海底遺跡にて実施された
水中探査機調査の成果(赤司善彦)
14:20 ~ 14:50 講演3 アジアの沈没船(木村 淳)
14:50 ~ 15:20 講演4 世界の水中遺跡の調査・保存・活用(佐々木蘭貞)
15:30 ~ 16:55 討論会 倉木崎海底遺跡の魅力とこれからの活用討論会
コーディネーター 赤司善彦
禰宜田佳男、東 和幸、中山清美、木村 淳、佐々木蘭貞
元田信有(宇検村長)
遺跡見学会(平成27年8月30日(日)9:30~12:00)
倉木崎海底遺跡を船の上から見学
会 場 宇検村宇検集落宇検漁港
※要参加申込
参 加 費 無 料
日 時 平成27年8月30日(日)9:30~12:00
申込締切 平成27年 8月17日(月)
申込方法 定員30人
※ 下記申込用紙に必要事項を記入し、宇検村教育委員会へFAXなどでお送りいただくか、
直接お電話でお申し込みください。定員に達し次第締め切ります。