シンポジウム「奄美の地域づくりとヤジの再生」-リュ ウキュウアユフォーラム2007-

 かつて奄美大島、沖縄本島に生息していたリュウキュウアユ(徳之島に生息していたともいわれますが不明)。沖縄県が米軍占領統治から1972年に日本復帰すると、大規模開発が相次ぎ、1970年代後半に沖縄本島のリュウキュウアユは絶滅してしまいました(1978年の確認記録が最後)。
 現在、絶滅後に奄美大島の個体を沖縄本島北部の河川に放流、沖縄本島にもリュウキュウアユがふたたび生息しているのですが、天然のリュウキュウアユが生息しているのは、世界で唯一、奄美大島だけです。
 そのリュウキュウアユを対象として開かれたシンポジウムがあります。シンポジウムの記録集が公開されていて、リュウキュウアユの特徴や保護するための課題を理解するためのよいテキストになると思います。リュウキュウアユについて、基礎知識を学びたい方は、ぜひご覧ください。

特集:シンポジウム「奄美の地域づくりとヤジの再生」-リュウキュウアユフォーラム2007-(外部リンク)
基調講演:四宮明彦(鹿児島大学水産学部)  「リュウキュウアユの魅力」
     島谷幸宏(九州大学大学院工学研究科) 「地域づくりと環境再生」
日  時:平成19年4月21日(土)
場  所:奄美観光ホテル