大石 圭一ほか「昆布食類型分布の研究」Ⅰ~Ⅴ

 
 名著『昆布の道』(1987年、第一書房)の著者である大石圭一さんの昆布を食べる文化の総合的研究です。論文5編中の4編が外部リンクで閲覧できます。
 既にアップしてある松尾直子さんの「昆布ロードのなぞを追う―『鎖国』から『アヘン戦争』へ―」、村田郁美さんの「薩摩組の働きから見る富山売薬行商人の性格」とあわせて読んでいただくと、昆布がとれない奄美・沖縄で、郷土料理に昆布が欠かせない食材である歴史的背景がご理解いただけると思います。

大石圭一・菊地満美・小林良一・須藤暁美「昆布食類型分布の研究Ⅰ 昆布食実態の分析」(外部リンク)
『北海道大學水産學部研究彙報』第33巻第3号、1982年、北海道大学水産学部

大石圭一「昆布食類型分布の研究Ⅱ 昆布食類型分布の歴史的意義づけ」(外部リンク)
『北海道大學水産學部研究彙報』第33巻第3号、1982年、北海道大学水産学部

大石圭一・三崎直彦「昆布食類型分布の研究Ⅲ 東北地方における漉昆布食の類型-知名度の分布」(外部リンク)
『北海道大學水産學部研究彙報』第34巻第1号、1983年、北海道大学水産学部

大石圭一・蛇沼俊二「昆布食類型分布の研究Ⅳ K-Tダイヤグラム上の類型分布」(外部リンク)
『北海道大學水産學部研究彙報』第41巻第2号、1990年、北海道大学水産学部

大石圭一・佐々木馨「昆布食類型分布の研究Ⅴ 類型成因の比較考察」
『北海道教育大学紀要』第一部B社会科学編第48巻第2号、1994年、北海道教育大学