奄美群島では、奄美大島、枝手久島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島に生息している毒蛇ハブ。
その毒蛇ハブについて、コンパクトに基礎知識をまとめられた論文があるのでご紹介します。
奄美大島瀬戸内町手安に所在する東京大学医科学研究所奄美病害動物研究施設で、長年、奄美群島の希少野生生物の研究に従事されている服部正策氏によるものです。
論文は、1 毒蛇としてのハブの現状、2 奄美の生態系におけるハブ、3 ハブとマングースの3章から構成されていて、ハブの概要を学ぶことができます。郷土学習等にも活用できる平易な論文です。
服部正策「ハブ -その現状と課題-」(外部リンク)
『南太平洋海域調査研究報告』No.36、2002年、鹿児島大学南太平洋海域研究センター