奄美の民家・高倉

 奄美市立奄美博物館には、屋外展示資料として、伝統的建築物である古民家と高倉の実物を、奄美文化センターの敷地内に移築しています。これらの古民家と高倉の見学は、無料です。
 「奄美の民家」の詳細は、下のPDFをご覧ください。
 瀬戸内町管鈍(くだどん)集落に所在していた約120年前に建てられた古民家を、平成8年度に移築したものです。建物だけではなく、敷地内の付属建物や樹木まで、できるかぎり同じ配置で移転しました。
 この「奄美の民家」を利用して、毎月4回、八月踊りの練習が行われています。
 花染会(笠利町佐仁の郷友会)が毎月第2・4火曜日、川内郷友会(住用町川内の郷友会)が毎月第1・3火曜日の夜、2時間程度の練習を開催しています。見学も可能ですが、開催日が移動する場合もありますので、見学を希望される方は、博物館(TEL 0997-54-1210)にご確認ください。
 「高倉」は、奄美大島の各地から移築されたものが5棟あります。
 博物館に近いものから、①大和村国直集落(4本柱)、②龍郷町秋名集落(4本柱)、③奄美市笠利町佐仁集落(4本柱)、④大和村国直集落(9本柱)、⑥奄美市名瀬芦花部集落(6本柱)のものです。めずらしい6本柱・9本柱の高倉も、ぜひご見学ください。

奄美の民家(表)

奄美の民家(裏)

奄美の民家①2

奄美の民家②

奄美の高倉①

奄美の高倉②

左側2点「奄美の民家」、右側2点「高倉」

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